2020.11.19

【塾長コラム】塾選びのポイントをお伝えします。

個別指導のグランアシスト

これから学習塾を選ばれる方は必見!塾選びのポイントをお伝えします。

学習塾は、従来、多人数に対して指導する集団塾と、少人数に対して指導する個別指導塾と、大きく分けて2種類で分類できていましたが、近年では、その2種類の中に『少人数制集団塾』であったり『1:6の個別指導塾』であったりと指導する人数での分類はできなくなりました。また、指導方法にも変化があり、『教科指導を行わない塾』や『自立支援型の塾』も増えてきております。
その結果、ひと言で学習塾と言っても指導方法や指導するお子様の数などはバラバラで、選択する側(ご家庭)に『選択するための知識や情報』が必要になりました。
今回は、その多岐にわたる学習塾のタイプの中で、大きく分けた3つの種類をご紹介します。

<集団指導型>

『集団』と言っても『多人数』『少人数』など人数はバラバラですが、学校と同じように黒板やホワイトボードを使った指導形態の学習塾です。学習の進度が一元化されるため、学校の予習に適しており、また、高いレベルの受験勉強には適しています。同じレベルの習熟度であったり同じ志望校を目指す同学年のお子様と切磋琢磨することができます。

<個別指導型>

ひとりひとりの学習に合わせてカリキュラムを作成することができます。さらに、講師が近くにいることで、すぐに質問対応をしてくれることが利点です。「わからないところ」をしっかり質問できるお子様には適しています。ただし、講師の人件費がかさむため授業料が高くなり、受講する時間数が少なくなりがちなので、学校の授業でわからなかったところなど、ピンポイント学習を得意とします。

<自立支援型>

パソコンやタブレット端末で映像を使用した授業を行っている塾が多いです。「先生によって授業の良し悪しが変わる」ということがなく、一定の授業品質は保たれます。また、早送りや停止ができたり、繰り返し何度も説明を見返すことができるなど、ムダを省いて時間を有効に活用できます。生徒ひとりひとりに合わせてカリキュラムを作成することができる個別指導であるにもかかわらず集団塾に近い料金設定ができていることが大きなメリットです。

●学習塾の選び方

最も重要なことは、チラシ・HP・知り合いなどから情報得て、正しく理解していることです。体験授業や見学、面談などで、実際の教室に行ってみることをオススメします。
『入塾金無料』など、入塾しやすい環境を用意している塾もありますが、「とりあえず入塾して、ダメだったら他を探そう」と思われるのはとても危険です。金銭的なムダ以外に、お子様に合っていない塾で過ごす間の時間は、『成長』の糧にならない時間となるため、お子様の成長機会を奪うものになります。通ってみなければわからないこともありますが、「お子様に合った塾に通い続ける」ことが最もお子様が成長する環境です。