2024.01.22

苦手教科を平均点以上にアップさせるための3つのポイント

個別指導のグランアシストの苦手克服方法

こんにちは!個別指導のグランアシストの教務チームです。

年が明け、春休みも近づき、新学期が始まろうとしています。この時期は、お子様が苦手とする教科に対する不安を感じている保護者の方々がたくさんいらっしゃいます。今日は、主に定期テストで平均点以下である苦手教科を克服し、平均点以上を目指すための3つの重要なポイントについてお話しします。これらのアドバイスが、お子様の学習サポートに役立つことを願っています。

 

1. 結果を焦らず苦手単元を克服する

苦手教科の克服は、一晩にして達成されるものでは決してありません。お子様が苦手とする教科に対して、すぐに結果を求めず、ゆっくりと時間をかけて取り組むことを理解し、支援していただきたいと思います。
実際、多くの場合、苦手意識は数年前の基本的な単元の理解不足に起因しています。したがって、子どもたちが過去の単元に立ち返り、そこから復習を始めることが非常に重要です。このプロセスは、しばしば時間がかかりますが、根本的な理解を深めることで、長期的な学習成果を得ることができます。

例えば、中学2年生で学習する「連立方程式」という単元を見てみましょう。この連立方程式ができてもらうためには、我々グランアシストの講師陣は以下の単元の理解力を注視します。
・中1の時の方程式
・文字式の計算
・式の値に関する内容の理解
・正負の数の計算
・分数の計算
・小数の計算
・10倍・100倍の概念

これらすべてにおいて、中途半端な理解があった場合は連立方程式を学習している最中につまづいてしまう可能性があります。ですので、連立方程式につまづいているお子様には上記の単元の復習をしてもらいます。
このように、特に数学や英語は数年前からの知識が非常に重要になるので、そこからしっかりと復習しなければならないのです。当然、復習に要する期間も長くなるわけです。

また、保護者の皆様が焦らないことも、子どもたちの学習にとって非常に重要です。子どもたちが感じるプレッシャーは、しばしば成績に対する不安を増大させることがあります。ですから、お子様が自分のペースで学び、理解を深めるために、温かい目で見守り、必要なサポートを提供してください。苦手教科を克服するためには、根気強い取り組みと、理解が深まるまでの忍耐が不可欠です。お子様が自信を持って前進できるように、積極的かつ辛抱強く支援していくことが求められます。

 

 

2. 学習塾で週2日以上はその強化に取り組む

お子様が苦手とする教科の克服には、上記の文章の通り、一定の時間と継続的な取り組みが必要です。このため、学習塾を活用する際には、週に2日以上、理想的には3日はその教科に特化して取り組むことが推奨されます。
特に苦手教科に関しては、質も当然大切ですが学習の「量」が重要となります。繰り返しの練習を通じて、問題への慣れと理解を深めることが、成績向上の鍵となります。

苦手教科の学習では、初期段階で「頭で理解する」ことよりも、「体で覚える」ことが重要です。これは、繰り返しによって知識や技能を身体に染み込ませることを意味します。たとえば、数学では計算練習を繰り返し行い、英語では基本的な文法構造を何度も書いて覚えるといった方法が有効です。このような練習を通じて、お子様は徐々に苦手教科への理解を深め、自然と解答がスムーズにできるようになります。

個別指導のグランアシストでは、2DAYSか3DAYSの通塾をおすすめしています。
上記の理由の他に「エビングハウスの忘却曲線」に基づいた脳科学の理論も取り入れています。例えば、数学の学習を毎週月曜日に塾で勉強したとしても、翌月曜日には残念ながら10%も覚えていない、ということにもなるのです。そこで、通塾の頻度を週2回~週3回にすることで、忘れてしまう量を減らし、どんどん知識を定着させることが可能になるのです。

 

3. 正しいカリキュラムと適切な難易度で復習を

苦手教科を克服するためには、お子様に合った正しいカリキュラムと適切な難易度での復習が鍵となります。学習塾では、まずお子様がどの単元でつまずいているかを診断し、それに基づいたカスタマイズされた学習計画を立てることが重要です。この段階で、お子様一人一人の学習スタイルや理解度に応じたアプローチが必要となります。(グランアシスト講師陣ではここの学力分析を最も重要視しています)

復習の際には、「簡単すぎず難しすぎない」レベルの問題を選ぶことが肝要です。お子様に「ちょっと頑張ればできる」という実感を持たせることで、学習に対する意欲を高めることができます。この達成感は、自信の向上につながり、さらなる学習のモチベーションを刺激します。

また、小さな成功体験を積み重ねることも大切です。例えば、小テストで良い点数を取る、新しい単元を理解するなど、日々の小さな成功はお子様の自信を大きく育てます。我々グランアシストの講師陣や保護者の皆様がこれらの成功を認め、称賛することで、お子様の自尊心を高め、学習への熱意をさらに引き出すことができます。
このように、正しいカリキュラムと適切な難易度での復習を通じて、お子様は苦手教科の克服に向けて着実に前進することができるでしょう。

子様の苦手科目克服をサポートするには、焦らず根気強く取り組むこと、そして適切なカリキュラムでの復習が鍵です。新年度や春休みは、学習の習慣を見直し、苦手科目に取り組む絶好の機会です。我々個別指導のグランアシストでは、「わからないをなくす」「小さな成功体験を積み上げる」をもモットーに、お子様が学習に対して自信を持って取り組むよう、日々精進しております。

 

体験授業