2023.06.29

中学生が苦手な数学の成績を上げるために大切なこと

 

こんにちは!福山市に特化した個別指導の学習塾「グランアシスト」です。今回は数学についてお話していきます。

数学はたくさんの中学生にとって苦手な科目の一つですが、成績を上げるためには正しいアプローチが必要です。数学の成績を向上させるためには、いくつかの重要なポイントがあります。

このコラムでは、中学生が数学の成績を上げるために大切なことに関して7つのポイントに絞って解説していきます。これらのポイントを実践することで、中学生は数学の成績を向上させることができるでしょう。

数学の成績向上には時間と努力が必要ですが、正しい方法を身につけることで、少しずつ「できた」という喜びを感じれるようになり、数学を楽しめるようになると思っています。苦手意識を払拭し、楽しみながら数学に取り組むためのアドバイスをお伝えします。

 

習うより慣れろ!質より量だ!

数学が苦手な中学生にとって、数学を本質的に理解するのは厳しいものです。「分数の割り算がなぜ逆数をかけるのか」「マイナス同士の掛け算がなぜプラスになるのか」といった疑問はたくさんあるのですが、それをしっかり理解しようと思うと、相当な時間がかかってしまいます。(もしかしたら大人も分からないかも)もちろん、本質的に理解することも当然大切ではあるのですが、数学が苦手な人がまずは自信を持つことを目的にするなら、まずは「とりあえずそうだと思ってやる!」ことが重要です。

基本的な数学の学習においては、「習う」よりも「慣れる」ことが重要です。新しい単元を学習したら、体が勝手に動くぐらい慣れることが大切です。そのために、たくさんの問題を解くことで、数学の処理の感覚を身につけるていきましょう。

 

 

スポーツと同じ!まずはしっかり「型」を身につけること。

数学の学習は、スポーツの練習に似ています。例えば野球であれば、「素振り」を毎日のようにやると思います。サッカーであれば「インサイドキック」の練習や「ヘディング」の練習をやると思います。これと同じで、まずは基礎となる「型」をしっかりと身につけることが重要です。塾や学校の先生の指導方法や途中式の書き方、補助線の入れ方など、まずはそれらの型を真似することから始めましょう。その型を反復練習し、自分自身のものとして徐々に身につけていくことが大切です。

その際は、もちろんですが正しい「型」であることが重要です。スポーツでは「フォーム」と言ったりしますよね。監督やコーチから正しいフォームを教えてもらうように、塾や学校の先生に正しい「フォーム」かどうかを見てみてもらってください。
スポーツで基本のフォームをマスターするように、数学でも基礎の型をしっかり身につけましょう。それが数学の成績向上につながる道です。

 

これまでの学習の抜け漏れも再確認すること!

数学の学習において、これまでの学習の抜け漏れや理解不足は成績向上の障害となります。例えば、方程式の計算を解くには文字式の内容を理解していなければなりませんし、二次関数を解くためには一次関数の理解が欠かせません。そこで、塾や学校の先生に相談し、自分が忘れてしまっている単元をしっかりと再確認しましょう。

抜け漏れを再確認した後は、もちろんそれらの単元に対して徹底的に取り組むことも重要です。基礎がしっかりとしていないと、後の内容に進む際につまずきやすくなります。しっかりと基礎を固めることで、次のステップに進む際に自信を持つことができます。

 

途中式をしっかり書くこと!

数学が苦手な中学生の間でよく見られる間違いの一つは、途中式を省略してしまうことです。実際、グランアシストも当然そうですが、多くの塾や学校の先生は途中式を書くように指導しています。それは、ただ単に計算ミスをなくすためという理由もありますが、我々先生の側が、間違いや思考のミスを見つけやすくするからです。

慣れてくれば、途中式を書くことによって、自分自身のミスや誤解に気付くこともできるようになってきます。「途中の式を書くのがめんどくさいー」といって頭で考えて解いていた生徒が、途中式をしっかり書くようになって勉強時間が半分以下になった、というケースもあります。頭で考えていると計算ミスが多発して、余計に時間がかかってしまうんですね。その生徒は「頭で考える方が、ミスが増えてめんどくさいー」と言うようになりました笑
数学の成績を上げるためには、途中式を書く習慣を身につけましょう。間違いを減らし、解答の信頼性を高めるために、途中式をしっかりと書くことが重要です。

 

学校でのカリキュラムよりも早く進め!

塾に通っている人は、学校の授業に先んじて予習をすることをおすすめします。当然、復習が必要な人はまずは復習をしなければなりません。しかし、無事復習が終わった暁には、できるだけ予習をしていくことが大切です。
予習をすることで、学校の授業に自信を持って参加することができます。自信をもって臨むことで少しずつ数学の勉強も楽しくなっていきます。また、一度予習した内容を学校の授業でもう一度復習することになるので、定着度もかなり上がります
ぜひ復習が終わったら、なるべく学校の予習を行うスタンスで学習を進めてください。

 

ミスを恐れるな!

数学の学習においては、ミスは避けられないものですが、たくさんの中学生がミスを恐れています。
グランアシストの塾で自習している生徒でも、「これであっているかな?」と悩んで5分、10分と経過してしまう生徒がいます。時間が非常にもったいないです!
悩んでいても回答が変わることはほぼありません。ですので、まずはサクッと答え合わせをしましょう。
そこで、間違っていたら直せばいいだけの話です。間違っているからと言って塾や学校の先生はあなたのことを叱ったり馬鹿にしたりはしません!上記の文章でも書いていますが「量」をこなすことでどんどん正答率も上がっていきます。ですので、解いてみたなら、すぐに○つけをするようにしましょう。
(テスト本番の時は、制限時間いっぱいまでじっくり悩んでください!)

 

個別指導塾で勉強するときの注意点

グランアシストを含めた様々な個別指導塾で数学の成績を上げるために注意すべきポイントがあります。それは「通塾回数」です。
数学が苦手な人の場合、過去1~2年間の数学や算数の知識が抜けている可能性があります。そのため、まずは抜けている内容をしっかりと復習することが大切です。そのためにはどうしても一定以上の「学習時間」を確保する必要があります。

よく入塾される際に「まずは週1日からで、成績が上がってきたら週2日にしたいです」というご家族がいらっしゃるのですが、「逆です」とお伝えしております。

中学校では、数学の授業が週に3~4回行われていると思います。そう考えると、週1日だけでの通塾だと、いくら効率的に学習が進められるからとはいえ、なかなか追いつくことができません。
どれだけ抜け漏れがあるかにもよりますが、最低でも週2回は通塾することを目指し、できれば週3回通塾することをおすすめします。

最初は復習ばかりで学校に追いつくことができないかもしれませんが、しっかりと復習をしていくことで3か月から半年程度で結果が出てくるはずです。諦めずに頑張りましょう!塾での学習を活かして数学の成績を上げることができるはずです。

 

数学の成績向上には継続的な努力と忍耐が求められますが、正しい方法であきらめずに取り組むことが重要です。数学の論理的思考は特に高校に進学してからは非常に重要な能力となっていきます。苦手を少しずつ克服していくことで、楽しくもなってきますので、ぜひ頑張ってくださいね!

個別指導のグランアシストでは、数学の指導が得意な講師がたくさん在籍しています。「入塾半年で数学12点→88点」などと劇的な成長をした生徒もおります。
数学が苦手な方は、ぜひ体験授業に来てみてくださいね!